うちの子 家でのダンスの自主練習方法

うちの子 家でのダンスの自主練習方法

ダンスを習いはじめてから、ダンスがますます好きになった娘。

家の中でも外出していても、自分が好きな振り付けの部分だけを踊っていたり、街で流れている曲に合わせてリズムをとったりと、無意識のうちに身体を動かしていることが多くみられます。

以前、幼稚園でのお遊戯会で娘がとても上手に踊っている姿を見て、ママ友からは「どんな練習してるの?」と聞かれることもありました。

今回は、娘がどのようにおうちの中で練習をしているかをお伝えしていきます。

練習している曲をひたすら家の中でかける

我が家には、私が独身時代の頃に買ったミニコンポがありまして、音楽をかけて日中を過ごすことがよくあります (でないとテレビを見続けてしまうのです!) 。

下の兄弟に合わせて「おかあさんといっしょメドレー」を流したり、娘が現在ダンスレッスンで練習している曲をかけたりしています。

ダンスレッスンで練習している曲が流れると、ハッと反応し、踊り出す娘。

それに引き続き、ぐちゃぐちゃな振り付けでいっしょになって踊り出す兄弟たち(笑)。

リビングが盛大なダンス大会になり、一気ににぎやかになります。

何度も踊ることによって振り付けが身体にしみつくようで、自然にダンスの練習になっているようです。

レッスンの間は振り付けを覚えることに必死になり、他のメンバーと合わせることにも集中するので、なかなか自分のペースでダンスを覚える時間はないと思います。

幼稚園児が自分のダンスを振り返るような練習なんて、なかなかできないのが現実。

だったら音楽をかけておけば、楽しんで体を動かし、自然とダンスの練習にもなるという一石二鳥!

「音楽をかけるだけ」という有効なダンスの練習方法を見つけました。

自分が踊っている姿をスマホやテレビで観察する

兄弟と一緒になって踊っている様子をビデオカメラで撮ったり、スマホで録画したりと、子どもたちの様子をたびたび記録に残しています。

それをブルーレイに入れて、夫が仕事から帰ってきたらみんなで見るというのが、ちょっとした習慣になっているのですが、日中でも子どもたちだけで見ることがあります。

自分が踊っている姿を、第三者目線で見るというのも、子どもたちにとっては新しい見方のようです。

自分たちを見ながら、テレビの前でも踊るというなんともシュールな光景。

でもそれが、思った以上に効果がありました。

あるとき娘がふと、自分が踊っている姿をみてこう言いました。

「もっとここ足あげるでしょー!」

なんと、自分の踊りにツッコミを入れていたのです。

ツッコミといっても強く指摘するような感じではなく、「もーなにやってんのよ、わたしー」と、ふふふと笑っていました。

その気づきを自分の踊りにきちんと反映させているようで、徐々に改善していく姿も。

「できているつもりでも、思ったより踊れていなかった」というところに気づけたことは、良かったのではないかなと思います。

親は決して指摘しない

娘が踊っていると、レッスンとはちょっと振り付けが違っていたり、オリジナルでアレンジしていたりと、本当に自由に踊っている娘。

見ていると、ついつい指摘してしまうところが私の悪いクセ。

「そこはもっと右に寄るんじゃない?」とか、「この部分はもう少し手を伸ばしてピシッとしたほうがかっこいいと思うなー」と、おせっかいだと分かってはいるけど、ついつい……。

でも以前、このように指摘し続けていたら「もう!ママいわないで!」と怒り、その発言から私の目を気にして踊るようになってしまいました。

ちらっと見ると、「もうママみないで!」と怒ることが頻繁に……。

あまりにも怒るので、それからはなるべく言わないようにしました。

ですが、このほうが効果的だということが、後ほどわかることとなりました。

というのも、ダンスの先生がしっかりと、娘に注意してくれるのです。

オリジナルで踊ることに慣れてしまって、本当の振り付けを間違えることがありました。

そのときはその部分をしっかり指摘してもらったり、基礎の動きを改めて教えてもらったり。

親に言われたらイヤだけど、先生や別の大人に言われたらすんなりと間違いを直すというのは、子どもあるあるだとは思うのですが、まさにその通りで、娘はすぐに気持ちを切り替えました。

娘のなかで、先生は「ダンスのプロ」という認識があり、親である私はダンスをしていないのだから、言われたくないということがあったのかもしれません。

先生がきちんと見てくださるので、これからは指摘しないことにしました。

おわりに

ダンスが好き!という気持ちが、ダンスの上達に関係してくるということを、とても実感しています。

娘はとにかく四六時中身体を動かしているし、ダンスが大好きです。

好きこそものの上手なれといいますし、やはり好きなことを好きなようにやることが、上達につながっていくのだと思います。

我が家の場合は、

「好きな曲をかけること」
「撮った動画をみんなで見ること」
「親は指摘をしないこと」

この3つがダンスをもっと好きになり、上手になる方法でした。

よかったら、参考にしてみてください。